あるドライヤーは５０００円なのに、もうひとつは２万円。
いったいなぜ、同じドライヤーなのに、こんなに値段が違うのでしょうか？
実は、これはとってもシンプルな理由です。
ほとんどのドライヤーの開発費は同じですから、ドライヤーを販売するためには開発費を回収しなくてはいけません。
ここでわかりやすく、ドライヤーには５０万円の開発費がかかるとして、お客様が男性５０人と女性の５０人の合計１００人がいるとします。
Ａのタイプのドライヤーは、男性と女性の両方が使えるように作られました。
このドライヤーは、１００人が買ってくれるので
開発費５０万円÷１００人＝５０００円
となり１台５０００円で販売することができます。
さて。
これが女性用に作られたＢのタイプのドライヤーになると、男性は買ってくれなくなるわけです。
１００人の半分の５０人しか購入してくれないので、価格は倍の１万円になります。
半分の５０人が１万円で買ってくれないと、５０万円の開発費を回収できないのです。
さらに、このサイトで解説している「３０才以上の女性」という一部の方専用にドライヤーを作ると、さらに、その半分しか購入しないので１台が２万円となってしまいます。
このようにヘアドライヤーとはターゲットを絞るほど値段が高くなります。
ファミリー向けが安くて、専門品が高額になるのです。
