今、ヘアドライヤーにはあらゆる機能が追加されています。
- **イオン
- 風量調整機能
- ターボ機能
- スカルプ機能
実は、このような機能が増えれば増えるほど、髪ヤケドの原因も増えてしまいます。
ドライヤーで髪がヤケドしないためには、とにかく機能がゼロであることが望ましいのです。
いったいなぜ、機能が増えると髪がヤケドするのでしょうか?
その理由を解説していきます。
- ドライヤーの機能で髪がヤケドする理由
- ドライヤーの機能はゼロであるべき理由
ドライヤーの機能で髪がヤケドする理由
ターボや風量調整機能があると、それだけで温度が変わってしまいます。
その理由は簡単です。
仮に、あなたの目の前に60℃のヘアドライヤーがあるとします。
このドライヤーに「ターボ機能」を付けてしまうと、あっという間に80℃のドライヤーに変身してしまうのです。
同じように、風量調整機能があったら、風量を調整するだけで40℃にもなるし、100℃にもなってしまいます。
これらの機能は、ドライヤーにとって大切な60℃の風を作り出すという使命を、素人であるあなたの使い方に任せてしまうというとても危険なモードなのです。
ですから、ドライヤーの機能とはシンプルイズベストが大切。
一切の機能がないことが望ましいのです。
先端ノズルはドライヤーの命
ほとんどのドライヤーに先端ノズルが付属しています。
最近では頭皮ケア用のノズルが付属することもありますが、これらは髪にとって負担になってしまいます。
ヘアドライヤーとは先端ノズルの形状が0.01mm変わっただけで温度が大きく変化するもの。
そのため、ドライヤーを開発する際には、何千通りもの先端ノズルを作って温度を測定します。
それだけ、ドライヤーにとって先端ノズルとは命とも言える重要なパーツです。
でも、ほとんどのヘアドライヤーはこの先端ノズルの付け外しが自由だったりします。
これこそが髪ヤケドの原因です。
これはドライヤーの温度を考えた場合、絶対にあってはならないことです。
さらに、先端ノズルが複数ついているドライヤーなどもありますが、ノズルを付け替える事によって温度が変わり、このようなドライヤーを見ただけで「髪がヤケドしない温度を考えていない」ということがわかります。
ドライヤーの先端ノズルは絶対に1種類であるべきです。
最近では頭皮ケア用のノズルなども存在しますが、これは頭皮ヤケドの原因となります。
60℃という温度は髪の毛にとって最適な温度ですが、頭皮にとって最適な温度は40℃です。
そのため頭皮ケアにとってドライヤーは熱すぎます。
頭皮ケアをおこなうなら、ドライヤーにたよるのではなく専門のケアをおこなうべきです。
まとめ
ヘアドライヤーに機能がつけばつくほど、温度が高くなって、髪ヤケドの原因となってしまいます。
また、ヘアドライヤーにとって、先端ノズルは命といえるぐらい大切なパーツです。
そのため、
- 先端ノズルが複数ついているドライヤー
- ターボモードがついているドライヤー
これらは、使い方次第で温度が変わるドライヤーです。