大人の女性におすすめするヘアドライヤーの選び方

30才以上の女性のドライヤー選び

30才以上の女性におすすめドライヤー

低温ドライヤーを選んで後悔する人・しない人

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~ その差を分けた3つの誤解とは? ~

はじめに

最近、低温タイプのヘアドライヤーが増えてきました。
低温ドライヤーといえば、髪に優しいと人気になった美容家電です。
低温で髪に優しいのはもちろん、通常よりもスピーディーに乾かせるというメリットがあります。
「早く乾くし、髪がサラサラになった」というドライヤーの効果はすぐに評判となり、テレビや女性誌で紹介されヘアモデルも愛用するほどの反響でした。

ところが、その一方で、

「髪に優しいと聞いて買ったのに、全然効果を感じない。。。やっぱりやめておけばよかった」

と後悔する方が増えています。

一体なぜ、低温ドライヤーで後悔する人とそうでない人が分かれてしまったのでしょうか?
その理由は「温度が低いだけのドライヤー」ばかりが存在しているからです。

あまり知られていませんが
低温ドライヤー = 温度が低いドライヤー
という意味ではありません。

元々、低温ドライヤーは「髪に優しい温度」であるのはもちろんですが、「通常よりも早く乾かす」という点を追求して作られています。
ところが、最近登場しているのは単に温度が低いだけの「低温ドライヤー」なのです。

温度が低いだけのドライヤーでは髪がいつまでたっても乾きません。
これでは、乾かすのに時間がかかってしまうし、ドライヤー時間が長くなることで反対に髪が傷んでしまいます。

そのため、「単に温度が低いだけのドライヤー」を選んでしまうと、髪が乾かないし、髪も傷んでしまうため「こんなはずじゃなかった」と後で後悔することになるのです。

それでは、低温ドライヤー選びで後悔しないためには、どうやって低温ドライヤーを選べばいいのでしょうか。
そのために大切なポイントは3つです。
たった3つのポイントを知るだけで、あなたはプロと同じ目でドライヤー選びができるようになります。

このサイトでわかること
あなは、たった5分で読めるこのサイトを見るだけで、プロと同じ目で低温ドライヤー選びができるようになります。
これから数年間愛用するヘアケアツールを選ぶ前に、このサイトをご覧になってから運命のドライヤーを見つけてください。

低温ドライヤーとは?

低温ドライヤー選びで後悔しないためには、低温ドライヤーがどうやって作られたかを知るのが一番近道です。
低温ドライヤーのコンセプトを知ることで、失敗しない低温ドライヤー選びができるようになります。

そもそも、低温ドライヤーはヘアモデル用のヘアドライヤーとして開発されました。
ヘアモデルは1日中撮影を繰り返すため、長時間のドライヤーによってボロボロに傷んでいたのです。
そこで、髪がヤケドしないヘアドライヤーとして作られたのが低温ドライヤーでした。

低温ドライヤーを作るのはとっても簡単です。
ヒーターの数を減らすだけ。
これならコストは安くすむし、簡単に作れます。

ところが、これでは髪がいつまでたっても乾かないヘアドライヤーです。
実際に温度が低いドライヤーで乾かす時間を測定したところ、なんと通常の3倍も時間がかかってしまいました。

そこで、髪がヤケドしないギリギリの温度を探していったところ、最適な温度が60℃だったのです。

低温ドライヤーにとって一番大切なのは「温度のムラ」

60℃の風を作り出すのは簡単なことではありませんでした。

なぜなら、ヘアドライヤーの風には「温度のムラ」があるからです。
従来のヘアドライヤーの温度には、単に熱いというだけでなく、もうひとつ重大な問題がありました。
それは、温度が一定ではないということです。

あなたがフライパンで料理しているところをイメージしてみてください。
フライパンで目玉焼きを作るとき、フライパンの心部はよく焼けるのに、周辺ではあまり焼けませんよね。
そのため、中心では焦げやすいのに、周辺ではあまり焼けません。

実は、これ。
ヘアドライヤーでもまったく同じことが起こっているのです。
どうしても風の中心だけが熱くなってしまうから、風の中心部では髪がヤケドしてしまいます。

実際に某ヘアドライヤーを購入して温度を測定してみたところ、中心部は90℃もあるのに対して、周辺はたった40℃しかありませんでした。
つまり、中心と周囲の温度差は何と50℃にもなるのです。

しかもこれは、フライパンほどの大きな面積の話ではなく、風の中心からたった3㎝横のポイントを測定しただけでこれだけの温度差になってしまいます。

このテストは、特に温度差の大きいドライヤーをサンプルとして記載している訳ではありません。
あくまでも「低温ドライヤー」と表示されている、髪に優しいヘアドライヤーをサンプルとして測定しただけでこれだけの温度差になっているのです。

これでは、いったいどこが低温なのかわかりません。
あまり知られていませんが、実はヘアドライヤーの温度とはムラだらけなのです。

このようにヘアドライヤーがムラだらけになった原因があります。
それは温度を面ではなく点で測定していたからです。
これまでは、ヘアドライヤーの温度を測定するときに、温度計が1つだけ用意されて一か所だけの温度が測定されてきました。
ところが、これでは本当の風の温度を知ることができません。
本当の温度を知るためには最低でも横に3か所の温度計を設置して、風全体の温度を調べなくてはいけないのです。

1点だけの温度を測定しても何の参考にもなりません。

温度を点で測定した場合。
特に、ヘアドライヤーの温度はメーカーが好きに書けてしまうので注意が必要です。

なぜなら、どんなヘアドライヤーも「60℃の髪に優しい低温ドライヤー」になってしまうからです。

例えばあなたが今お使いのヘアドライヤー。
吹き出し口が100℃でも、距離を少しずつ離していくと、いずれ60℃のポイントがあらわれます。
ここで温度を測定すれば60℃のドライヤーになってしまうのです。
また、そのポイントの少し横を測定すれば40℃ドライヤーの完成です。

このように、一か所の温度を測定することでヘアドライヤーは好きなように温度が記載できてしまいます。
これが、今「髪に優しい低温ドライヤー」が増加している秘密です。

メーカーが測定場所を変えることで、低温と記載するようになってしまいました。
このようなドライヤーは一か所だけが60℃であって、それ以外のところは高温であったり、温度が低かったりします。

このような温度のムラは、ヘアドライヤーとして大問題です。
まず、1つめの問題は、風の中心部は温度が高すぎて髪がヤケドしてしまうということ。
そして2つ目の問題が、その周辺は温度が低すぎて髪が乾いていないということ。
3つ目の問題は、それでも「低温のドライヤー」と記載できてしまうこと。

つまり、髪がヤケドしているのに、髪が全然乾かないという無駄の多い状態となってしまいます。

この温度のムラを解消した、最初の低温ドライヤーが「ヒートケア60低温ドライヤー」でした。(当時の名前は低温トリートメントドライヤー)

温度のムラを解消するために活用されたのは3Dプリンタでした。
ドライヤーの形状は、ほんの少し形状が違うだけで大きく温度が変化してしまいます。
そのため、3Dプリンタでサンプルを何千通りも作成して、温度のムラを最小限にする形状を発見したのです。
その結果、従来は50度もあった温度のムラを、たった3℃にまで抑えることに成功しました。

ちょっと見にくいかもしれませんが、温度の一定さを下のように比較すると一目瞭然の違いです。

温度比較のイメージ

低温ドライヤーは先端ノズルが命

温度のムラをなくして安定させるために、一番重要なのは先端のノズルです。
ここが0.01mmでも変形してしまうと温度が変わってしまいます。
ところが、ここは同時に温度で変形しやすい場所でもあるのです。

通常、ヘアドライヤーの先端ノズルはスタイリングに使うもので、装着が自由なものが基本で、素材も簡単なプラスチックで作られています。
ところが、低温ヘアドライヤーにとって、温度を安定させるための先端ノズルは命といえるぐらい重要なパーツです。

先端ノズルの脱着はもちろんダメですが、0.01mmの変形も許されません。

そこで、ドライヤーの温度でも変形しない特殊な素材を世界中から探して採用しました。
その結果、熱に強く、うっかり落としたとしても形が変形しない特殊素材です。
この素材は強い反面、加工がとっても難しい素材でしたが、技術のある加工工場でノズルの作成を依頼。
そうして、温度に強く、長い年月使用しても変形しない先端ノズルに仕上げています。

通常のヘアドライヤーの先端ノズルは

  • 脱着が自由
  • 稼働する
  • 複数のノズルがついている

といった特徴がありますが、ヒートケア60低温ドライヤーはこのようなことはありません。

先端ノズルの装着は必須であり、ほかのノズルに変更することもできません。
ノズルを紛失するということは、ドライヤー本体を紛失するのと同じことです。

さらに、温度が高温になる「ターボモード」もありませんから、モードは

  • ドライモード
  • セットモード
  • クールモード

という、たった3つしか選択できません。

これでは、ヘアドライヤー機能が限られるような気がしますが、あえて全ての機能を捨てたからこそ安定した60℃という温度が作り出せるのです。

ヘアモデル用ドライヤーを一般用に改良

このようにあらゆる努力の末にヒートケア60低温ドライヤーは完成しました。
当時はまだヘアモデル用のヘアドライヤーでしたから、一般への知名度はほとんどゼロです。
ところが、このドライヤーが髪に良いと美容師さんの間で評判となり女性誌にも取り上げられるようになります。
こうなると一般の女性が低温ドライヤーを探し求めて購入するようになってきました。

そこで、プロ用ではなく一般用の低温ドライヤーを作成しようということになったのです。
髪のヤケドで悩んでいたのはヘアモデルだけではなく、一般の女性も同じでした。

ところが、低温ドライヤーを一般用に商品化するには、新しい問題があります。
これまで、低温ドライヤーはプロ用としていたので問題ありませんでした。
プロはドライヤーの使い方を熟知しているから、一定の距離で、一定の温度をキープすることができます。

ところが、一般の方は使い方がバラバラで正しい使い方を知っている人がほとんどいないのです。
あなたも、「ドライヤーの正しい使い方」なんて習ったことがないはずです。
ヘアドライヤーとは吹き出し口からの距離によって温度が変わってしまう特性がありますから、これではユーザーの使い方によって温度が変化することになります。

いくら60℃の風を作ったとしても、これでは意味がありません。
実は、ヘアドライヤーとはユーザーの使い方で温度が違うという特殊な美容家電なのです。

そこで、ドライヤーを一般向けに作り直す際にユーザーがどんな風に使っているかを徹底的に研究することにしました。
膨大なモニターとアンケートをおこなえば、ユーザーの使い方を分析して温度に反映することができます。

声を集めるためには、販売方法から見直す必要がありました。
通常、ヘアドライヤーとは家電量販店や小売店で販売されるものですが、あえてメーカー直販だけで提供することを選択。
こうしないと、ユーザー様からのアンケートを本格的に集めることは不可能だからです。

当初は、直販であってもたくさんの声が集まるか不安でしたが、実際に直接販売をスタートしたところ、なんと2万人ものアンケートが集まりました。
これだけ膨大なアンケートをあつめた家電はおそらく世界でもこれ1つでしょう。

このアンケートを元に、ユーザーがどんな地域でどんな使い方をしているのかをAIを利用して分析。
その結果を元に改良を繰り返していった結果、どんな人が使っても安定した温度になるよう設計されています。

もしも、これが数百名程度のモニターで作られたなら、ここまでの完成にはならなかったことでしょう。
ましてや研究室だけで作られたヘアドライヤーなら、ユーザーによってばらばらの温度になったはずです。

ヒートケア60低温ドライヤーは、ユーザーの皆様1人1人の声によって作り上げられた集大成だからこそ、誰が使っても最適な温度が作り出せます。

この声は、商品開発だけでなく、例えば外箱にも活用されています。
アンケートの結果では「豪華な外箱を希望する」という方が5%であったのに対して、「商品を守れれば簡易な箱でいい」という声が95%でした。
そのため、ドライヤーの外箱は今でも簡易包装で皆様にお届けしています。
確かに、ゴージャスな箱ではありませんが、資源のことを考えているユーザー様の声を反映しています。

このヘアドライヤーは今でも改良が続けられており、これからも改良していきます。
ここまでのお話を聞いていただければ、このドライヤーがどれだけ魂を込めて作られたのかがお分かりいただけると思います。

増え続ける類似品

とても残念なことに、最近、低温ドライヤーが大切に育ててきた「低温」という商品コンセプトを安易に模倣されるメーカー様が登場しています。
ユーザーの皆さんとここまで作り上げてきた私たちとしては、本当に悲しい限りです。

「低温ドライヤーと聞いて購入したけど、まったく効果を感じなかった」という模倣品による被害がたくさん寄せられています。

ここまでの文章をご覧いただければ模倣品の見分け方がおわかりいただけるはずです。

  • 髪に優しい60℃
  • 低温ドライヤー

と書かれているのに、先端ノズルが複数ついていて、脱着も自由。
ターボモードもイオンもあれこれ機能が色々ついている。
ドライヤーが距離によって変わることを説明していないし、ユーザーの使い方を徹底的に研究して温度が作られていない。

このようなヘアドライヤーに60℃の風を作り出せるはずがありません。
これ以上、低温ドライヤーの被害者がでないよう、このような文章を作成させていただきました。

このメッセージによって、低温ドライヤーを選んで後悔される方がいなくなることを切に願います。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
あなた様の髪がいつまでも美しく輝きますことを心より願っております。

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