30才以上の女性のヘアケアは温めるケアが正解|温めてケアする大人の美髪術

このページで分かる内容
大人の女性がきれいな髪になるのは簡単です。
温度を活用したヘアケアをおこなうことで、どんなダメージヘアでもキレイな髪に変身できます。
このページでは、これまで2万人以上の髪をケアしてきたプロが、自宅でできる簡単ケアを伝授します。

 

「ダメージヘア」と「美しい髪」
両者を分けるたった1つの違いとは?

あなたの髪が傷んでいる理由はたった1つ

あなたが美しい髪になるのは簡単です。
髪の水分量をアップさせるだけ。
たったこれだけで見違えるほど美しく変わります。
実際にヘアモデルの髪を触ってみると、ひんやりするぐらい水分がたっぷりです。
一方で傷んでいる髪を見ると、パサパサで明らかに水分が足りていないことがわかります。
つまり、髪にとって「水分量」は命といえるくらい大切なのです。
水分は12%が最高に美しい状態ですから、ここを目指せば髪はキレイになります。
ところが、これまでに1万人以上の髪を診断してきたところ、ほとんどの女性に水分が5%程度しかありませんでした。
あなたも髪が気になっているなら、髪に水分が足りていないと感じませんか?
くせ毛、パサつき、枝毛。
全ての髪トラブルは水分不足が原因です。


失われた水分を取り戻す方法

髪の水分を12%にする方法は2つ

なぜ、あなたの髪には水分が不足してしまうのでしょうか?
答えは簡単です。
出ていく水分の方が多いからです。
髪の水分は貯金と同じで、出ていった分を補充しないと無くなってしまいます。
ドライヤーなどのダメージによって水分貯金は減っていきますから、毎日貯金を続けないと髪の水分がみるみる減っていくのです。
ということは、貯金する水分の方が多ければ髪はキレイになるということです。
あなたの水分貯金を殖やすポイントは2つあります。
まずは、ダメージを少なくして水分貯金が減らないようにする。
そして、毎日の水分貯金を殖やす。
究極のところ、たったこれだけで、あなたの髪は12%の水分をキープすることができ別人のように生まれ変わることができます。
では、そのためには具体的にどうすればいいのでしょうか?
その方法をこれからお話ししていきます。


髪を温めれば3倍浸透する

トリートメントの浸透がアップする38℃

あまり知られていませんが、トリートメントは髪にほとんど浸透していません。
これは髪の毛がキューティクルによってしっかり守られているからです。
この小さな隙間からトリートメントを入れ込むのは熟練したプロであっても大変な作業ですから、素人がトリートメントを1時間付け置きしても、浸透することはまずありません。
では、どうすればトリートメントは浸透するのでしょうか?
その答えは髪をしっかり温める事です。
髪を温めることでキューティクルがしなやかになって、隙間が開くようになります。
こうすることで、髪の汚れはスッキリ落ちるし、トリートメントはしっかり浸透するようになります。
シャンプーとトリートメント自体をお湯で温めるのもひとつの方法ですが、それよりもすすぎで髪の毛をしっかり温めたほうが何倍も効果的です。



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トリートメントが髪に浸透しない理由

今、女性のほとんどが毎日トリートメントやコンディショナーを使っています。
これだけ毎日トリートメントを繰り返せば髪は水分たっぷりになるはずです。
でも、ほとんどの女性には水分が5%しかありません。
なぜ、こんなに水分が不足しているのでしょうか?
それは、シャンプーやトリートメントに配合されているコーティング剤が原因です。
この手触り成分で髪を包んでしまうと、髪は一瞬にしてサラサラになります。
でも、髪が包まれることによって、どんなに良質な潤い成分もはじいてしまうのです。

これでは、髪に水分を届けることができないので、いつまでたっても髪の水分量がアップすることはありません。
そのため、シャンプー、トリートメントはコーティング剤が一切配合されていないものを選んでください。
ノンシリコンといった言葉のマジックではなく、コーティング剤を一切配合していないものを選ぶことが大切です。

※「ノンシリコン」とは「シリコン」というコーティング剤の一種を使っていないだけで、他のコーティング剤が入っているという意味です。



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ドライヤーの高熱で髪がヤケドしていませんか?

失敗しないドライヤー選びとは?

髪のダメージになる1番の原因は「高熱」です。
髪はとにかく熱に弱いから、高温を当てると一瞬でヤケドしてしまい、水分がなくなってしまいます。

ですから、髪に優しいドライヤーを選ぶなら一番いいのは旅行用の小型ドライヤーです。
これなら出力が弱いから、低い温度しか出すことができません。
でも、温度が低すぎると今度は髪が乾くのに2倍も3倍も時間がかかってしまいます。
これだと摩擦のダメージになってしまうし、腕もクタクタに疲れてしまいます。
そこでおすすめなのがヤケドしないギリギリの60℃です。
この温度はヘアモデルの髪にトリートメントやエッセンスを浸透させるのにもつかわれる温度ですから、美髪効果もあります。



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60℃は毛先のケアにとって理想の温度

水分が一番少ない毛先にぴったりのケア

毛先部分は特に髪が乾燥しやすい部分です。
髪の根元は生まれたばかりでダメージも少ない「子供」ですが、毛先はダメージも大きい「大人の髪」になっています。
もし、あなたの髪がミディアムヘアの髪なら毛先は3年以上も前に生まれたことになりますから、たまっているダメージも3年分。
毛先は一番水分不足が深刻な場所です。これだけダメージが重なった毛先にはトリートメントよりも浸透率の高い60℃ケアがおすすめです。
60℃はヒートケアの中でも一番効率がいい温度ですから、ヘアエッセンスと組み合わせることで最高の潤い補給ができます。
実は髪がヤケドするギリギリの温度は、髪にエッセンスを浸透させるのに一番理想の温度なのです。

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ヘアアイロン・ 縮毛矯正・パーマは大きなダメージとなります

とりかえしのつかないダメージから髪を守るには?

  髪はドライヤーの高熱で傷みます。
でも、それよりも温度が高いのが、ヘアアイロンや縮毛矯正です。
これらは、アツアツに熱されたプレートを直接つけるので、髪ヤケドではなく一瞬にしてチリチリになってしまいます。
水分が無くなるというレベルではなく、カラカラに乾燥して髪が切れるほどのダメージです。
さらに、パーマや縮毛矯正は髪の内部に薬品を入れるため、髪の構造を変えてしまいます。
こうなると、人工的な髪になってしまいますから、どちらかというと髪ではなく人工毛のウィッグと同じ状態になってしまいます。
ですから、もしも、あなたがこれらをおこなっているなら、注意してください。
髪はこれだけの高熱や薬品ダメージに耐えることができないのです。
スタイリングするときは、面倒でもできるだけ低い温度でスタイリングするのが鉄則です。


まとめ

30才を過ぎると髪の水分が少なくなるので、通常のヘアケアでは水分が足りません。
大人の髪には温度を活用したヘアケアをおこなってください。
髪のトラブルは水分不足が原因ですから、水分を補給することでヘアモデルのような髪を手に入れることができます。