硬い髪質専用のヘアケアとは?| プロが教えるヘアケア術

硬い髪質の特徴といえば「スタイリングが難しい」ということ。

ドライヤーを当てても中々思い通りにまとまらず、好みのスタイリ ングが限られてくることでしょう。

でも、硬い髪も日ごろのケアでまとまりやすい髪に変わることがで きます。 髪が硬いとは、単に髪が太いだけなのです。

それでは、実際のところ普通の髪と比べてどのくらい太いのでしょ う?

髪の太さとは細い髪の方で0.05mm

通常の太さで0.08mm

硬い髪になると0.1mm

になります。

つまり、太い髪とは細い方と比べて2倍の太さがあるのです。

だからといって太い髪をケアして細くするのは無理な話ですから、 この髪の性質を知って、しなやかに変えるケアの必要があります。

そうです。

太い髪には専用のケアが必要になるのです。

その方法は、髪の構造を知ればとっても簡単です。

太い髪は髪の内部に水分が浸透しにくいですから、髪の水分不足 が起こりやすくなります。 そのため、硬い髪質の女性は「髪がまとまらない」といわれるの です。 また、髪が太い方に共通するのが「クセ」です。

髪に水分が不足した状態では、どんな髪質であっても柔らかくな らずに「クセ」が強くなってしまいます。

ですから、硬い髪の方は通常の方よりも念入りにトリートメント の付け置きをおこなって、正しいトリートメント方法を身につけ る必要があります。

通常の髪質とは違うのですから、通常とは違うケアをおこなわな いとまとまらない髪になってしまうのです。

ただし、硬い髪の方がデメリットだけではありません。

「髪が強い」という大きなメリットがあるのです。

そのため、ヘアカラーやスタイリングによって髪が傷みにくい髪 質とも言えます。

硬い髪の方が、念入りなケアをおこなえば、そんなにダメージを 気にすることなくステキなスタイリングを自由に楽しめるように なるのです。

まずは、髪の水分に注目して念入りなケアを心がけましょう。 まったく違った髪質感に驚くことでしょう。